ビジネス書 資本主義とは何か

 

■ Topics!!

会社にとって「人こそ資本である」。この言葉が比喩以上の意味を持ち始めています。世の中を見回すと、おカネの論理がますます強まっているようですが、実は、21世紀は、おカネの没落の世紀でもあるのです。本書では、このことを分かりやすく明らかにしています。


 


私たちは「消費者」や「投資家」だけでいられるのではない。日々の生活の糧を得るために汗する「労働者」でもあり、そして、よりよき社会を作っていく責務を担う「市民」でもある。現在進行している超資本主義では、市民が労働者がないがしろにされ、民主主義が機能しなくなっていることが問題である。


 


 

絶望と希望を語る渾身の対論。この国は長い間、魔法にかかっていた。海賊資本主義の正体とは。


 


増殖するウルトラ・リッチ、権力を握った年金基金とファンド・マネージャー。グローバル化という名の下で、「トータル・キャピタリズム」の暴走が地球規模の格差社会を生み出している。フランスで議論を巻き起こしたアメリカ資本主義への警告の書。


 


従業員を主体とするガバナンスでなければ、日本企業は再び道を誤る!歴史的パースペクティブ、国際比較を踏まえて日本型企業システムの合理性を明らかにし、グローバル資本主義に適応した日本独自のガバナンス像を提示する。


 


利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという歴史の逆説を究明した画期的な論考。マックス・ヴェーバー(1864‐1920)が生涯を賭けた広大な比較宗教社会学的研究の出発点を画す。旧版を全面改訳して一層読みやすく理解しやすくするとともに懇切な解説を付した。


 


WTO、IMF、そして世界銀行―世界経済の安定と、発展途上国の援助を使命とするこれら国際経済機関が介入した地域に何が起こったか?東アジア、ロシア、東欧、アルゼンチン、そしてアフリカ諸国は、すべてさらなる経済的困窮へとおちいってしまったのだ。一体それはなぜか?そうした機関が押しつけた貿易の自由化や民営化で、利益を得たのは誰だったのか?


 


ドイツの作家であるエンデ(故人)は,「個人の価値観から世界像まで,経済活動と結びつかないものはない。問題の根源はお金にある」と提起する。エンデへの取材をもとに,彼の蔵書,貨幣社会の歴史を紹介しながら,現代の金融システムが引き起こす弊害に警鐘を鳴らすのが本書の目的だ。本書では,事例や寓話を取り上げて,貨幣経済の仕組みと問題点を分かりやすく説明している。たとえば---。


 


全世界でベストセラーとなった旧版刊行から十数年、現代社会の効率化・画一化はさらに果てしなく進んだ。マクドナルドに象徴される「画一的社会」に対抗するために、人間がなしうることは何か。「21世紀に生きる人たち」のために書かれた改訂新版の全訳。


 


消費者市場主義時代の幕開けで、労働者にとって過酷な社会になりつつある。米国社会を分析し、勝者であり続けるために何を犠牲にすべきかという問題を解き明かす。


 


なぜこの会社には、4000人もの学生が入社を希望するのか?なぜこの会社は、48年間も増収増益を続けられたのか?なぜこの会社の話を聞いて、人は涙を流すのか?6000社のフィールドワークで見出した「日本一」価値ある企業。


 


マルクス経済学に関する画期的な入門書だ。同じ著者の手による消費者金融業者を描いたベストセラー漫画「ナニワ金融道」のストーリーを引用しながら,著者は「資本主義の破綻」を提示し,「現在の閉塞しつつある日本経済を救うのはマルクス経済学である」と主張する。


 


ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、バブル崩壊後、不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。敵対するファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、鷲津は斬新な再生プランを披露し、業績を上げていく。企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作。


 


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