ビジネス書 仕事・働くこと

●自閉症の長男、病に倒れた妻……。過酷な運命を引き受けながら、数々の大事業を成功させ、社長に上りつめたビジネスマンの逆風をしなやかに生き抜く「仕事力」と「人間力」とは――。 ●今、20~30代の若手ビジネスマンは、先行き不透明な将来に対する不安と閉塞感を抱えながら必死で頑張っています。 ●そうした若者に、どう働き、どう生きるべきかを、苦難のビジネスマン人生を生き抜き、「本物の幸せ」を手にした佐々木常夫氏がやさしく説く一冊。 ●将来、大きな仕事ができるようになるために若いうちに身につけておくべき「仕事の仕方」から、幸せを手にするための「生き方」まで、心にしみ込むような文体で書き綴っていただきました。 ●若いビジネスマンはもちろん、それ以上の世代の方々の心にも響く言葉がたくさんつまっています。 ●ご両親や上司からのプレゼントにも最適。仕事と人生に悩んだときに、心の支えになってくれる一冊です。


 


出張の帰りに、大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた「私」。そこで出会ったある老人に、つい仕事で鬱積(うっせき)した感情をぶつけてしまう。老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家。その含蓄ある言葉に「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていく。 本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。それは、唐突に繰り出される老人の言葉とそれを問いただす「私」の会話で展開していく。たとえば老人は「目標を立てるな」という。「私」は、目標がなければ進歩の度合いが測れず、軌道修正もできないと反論する。しかし老人は、斬新なアイデアや商品がなぜ誕生したかを説き明かし、それらが目前の課題に集中した結果であることを指摘。また、世の中は自分が目標を達成するまで待ってはくれないとも言う。そして「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「明日は今日と違う自分になる、だよ」などのアドバイスをおくる。 試すこと、日々変化が必要であること、偶然を見落としていること…。本書のこうしたメッセージは特別なものではないが、それを痛切に感じさせる語り口が独特である。「多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている」などは、自分を振り返らせるのに十分である。


 


現代における「最高の働き方」とは? ベストセラー『生き方』『稲盛和夫の実学』の著者による、待望の書下ろし! 「なぜ働くのか」「いかに働くのか」──混迷の時代だからこそ、あえて「労働が人生にもたらす、素晴らしい可能性」を問いかける! 「人生において価値あるものを手に入れる法」、「平凡な人を非凡な人に変えるもの」、そして「成功に至るための実学」──。 「本書を通じて、一人でも多くの方々が、『働く』ことの意義を深め、幸福で素晴らしい人生を送っていただくことを心から祈ります」(稲盛和夫) この春、管理職になる人、社会に出る人、就職を目指す人、必読の書! 【目次】 プロローグ 幸福になる「働き方」/1章 「心を高める」ために働く-なぜ働くのか/2章 「仕事を好きになる」ように働く-いかに仕事に取り組むか/3章 「高い目標」を掲げて働く-誰にも負けない努力を重ねる/4章 今日一日を「一生懸命」に働く-継続は力なり/5章 「完璧主義」で働く-いかにいい仕事をするか/6章 「創造的」に働く-日々、創意工夫を重ねる/エピローグ 「人生・仕事の結果」=「考え方×熱意×能力」


 


●知的障害者とチョークをつくって50年――。「日本でいちばん大切にしたい会社」をつくった経営者、初の自己啓発書! ●著者の大山さんは、『日本でいちばん大切にしたい会社』(坂本光司・著、あさ出版・刊)で紹介され、日本全国を感動させた日本理化学工業をつくり上げた経営者です。 ●ひょんなきっかけで就労体験で受け入れた知的障害者が一所懸命に働こうとする姿に心を打たれ、その生涯を障害者雇用に捧げてきた人物です。 ●当初、大山さんは、「なぜ、知的障害者はつらい思いをしてまで、一所懸命働こうとするのか」と疑問を持ち続けていました。そして、あるとき、僧侶から聞かされた言葉で開眼します。 人間の幸せは、ものやお金ではありません。 人間の究極の幸せは次の四つです。 人に愛されること、 人にほめられること、 人の役に立つこと、 そして、人から必要とされること。 愛されること以外の三つの幸せは、働くことによって得られます。 障害をもつ人たちが働こうとするのは、 本当の幸せを求める人間の証なのです。


 


生き甲斐は何かと尋ねられると、ほとんどの人が「わからない」と答えます。自分の生き甲斐を知っている少数の人たちも、どうやってそれを見つけたかと聞かれると、「さあ、どうやってと言われても・・・。いつのまにかこうなってたんです」と答えます。 そこで、「でもどうにかしてそれを見つけたわけでしょ。ぜひ私も知りたいので、教えてください」と頼みこんでも、「そんなことわかりません。別の人に相談するなり、セミナーを受けるなり、本を読むなりしたらどうですか」と言われます。 もちろん、そんなことはとっくに実践済みで、それでもダメだから聞いているんです。 しかし生き甲斐がわからないという人に質問を変えて、「何に興味がありますか」「どんなことをしているときが幸せですか」「時間も忘れるほど夢中になれることはありますか」と尋ねると、とたんに瞳が輝いて話し始めます。 この内なる炎を点火する秘密を解き明かしたいと、私はこれまでの三十五年間をついやしてきました。「ワクワクの源泉」であり「生きる意味の源」、「奇跡の泉」だからです。 本来の自分に戻って、子どもの頃に感じたような生への意欲を取り戻し、人生の真の目的を見いだすための方法論です。ソースとはその人の心の扉を開くカギです。


 


人生に「満足」をもたらすのは、高い収入でもモノでもない。「自由な時間」を多く持っている人こそが、ほんとうの「豊かな人」。より多くお金をかせぐことより、自分のために時間を使うことを選択したダウン・シスターたちのスローな生き方のすすめ。世の中で「もっとも危険な本」!
最近、私は、世界中を旅行している夫婦と話をした。幸運なことに、二人はブータンの王様に会ったという。ブータンは、国としてはまだ開発途上国だ。国民は貧しいが、貧しさに負けてはいない。それどころか、ブータンの人々は自分たちの生活に心から満足している。 二人が王様にブータンのGNPが低いことを問うと、王様はこう答えた。「私たちは国民総生産(GNP)を信じていないんです。私たちが信じているのは国民総幸福(GNH)です」 幸福を追い求める中で多くの幸福は失われる。無名の賢人 さて皆さん、どうだろう?各国の成功度を測るために、国民総生産ではなく国民総幸福を使ってみては?きっと、もっと住みやすい世界が作れることだろう。だが、まず、既にいるエコノミストたちを全員追い出す方法を見つけ出さなくてはならない。


 


マイクロソフトに入社するや頭角を現し、30代前半で早くもオーストラリア・オフィスのマーケティング・ディレクター。 それが、本書の主人公ジョン・ウッドのそもそもの肩書きだった。 企業戦士の“特殊部隊”として働きづめの毎日を送っていたウッドは、あるとき休暇をとってネパールのトレッキングに参加しようと思い立つ。 都会の喧騒とはいっさい無縁の美しい風景。 だがそこで、ウッドはネパールの厳しい現実をも目の当たりにする。 たまたま立ち寄った地元の学校では、どう見ても定員35人の教室に70人の生徒たち。つづいて案内された図書館には、わずか数冊の本しかない。 ダニエル・スティールの恋愛小説(表紙では服のはだけた男女が抱き合っている)、ウンベルト・エーコの分厚い小説(イタリア語)、ロンリープラネットのガイドブック(モンゴル版)……。 バックパッカーが置いていった本は、幼い生徒にはむずかしすぎた。 ウッドはこのとき、校長とひとつの約束をする。子供たちが生涯、本を好きになれるようなすばらしい図書館をつくるために、本を持って学校に戻ってくると。 カトマンズの市街地に戻った彼は、インターネットカフェから150人の友人知人にメールで訴えかけた。 「だから協力してください! 送料や手数料は、すべて僕が負担します。友だちにも声をかけて! だれだって、人生で何かを変えたいと思っている。そのチャンスです。 みなさんにとっては小さなことでも、貧困と故郷の孤立ゆえに教育を受けられない子供たちにとっては、大きな変化を起こせるのです。 最悪の選択肢は、何もしないこと」――。


 


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