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■ Topics!!

中国では4400万人の女性が行方不明。世界の死刑執行の81%はわずか3カ国に集中している。中国、イラン、米国である。ロシアで家庭内暴力で殺される女性は年間1万2000人を超える。世界にはいまも2700万人の奴隷がいる。米国は国連に対し、10億ドル以上の未払い金がある―具体的な数字から立ち現れる驚くべき事実の数数。その背景には、実に意外な物語がある。


 


「なぜ世の中から争いがなくならないのか」「なぜ男は浮気をするのか」―本書は、動物や人間社会でみられる親子の対立と保護、雌雄の争い、攻撃やなわばり行動などが、なぜ進化したかを説き明かす。この謎解きに当り、著者は、視点を個体から遺伝子に移し、自らのコピーを増やそうとする遺伝子の利己性から快刀乱麻、明快な解答を与える。


 


 

ガラパゴスには多彩な嘴で有名な鳥ダーウィンフィンチが生息している。20年をかけて彼らを丹念に調査した研究者のグラント夫妻は驚くべき事件を見い出した。鳥たちは気候の変動に応じて刻々と変貌し、「現在」も進化を遂げているのだ―種を突き動かす驚異的な自然の力を克明に描き出し、進化は「過去」の出来事に過ぎないという固定観念を打破するピュリッツァー賞受賞作。


 


お酒、タバコ、ギャンブル、甘いもの……。目先の欲望に支配されてしまう人間の本質を「双曲割引」によって解明し、意志の根源にせまる驚愕の一冊。生物学・心理学と経済学を実証的につなぎ、効用主義に代わる新しい考え方を提示する。


 


人間、この信じやすきもの 人間は誤りやすく信じやすい。前後関係と因果関係を取り違えたり、ランダムデータに規則性を読み取ってしまったり、願望から事実を歪めて解釈したり。迷信誤信のよって来たる由縁を日常生活の数々の実例をもとに明快に整理。人間心理への理解を深める。


 


なぜ人間は五つの大陸で異なる発展をとげたのか?人類史の壮大なミステリーに挑んだ話題の書!ピュリッツァー賞、コスモス国際賞受賞。


 


人間は集団になると烏合の衆と化し、愚かな行動に走ると言われてきたが、それは違う。一握りの天才や、専門家たちが下す判断よりも、普通の人の普通の集団の判断の方が実は賢いのだ。多様な人間が、独立して判断を下す重要性を説き、インターネット世界を中心に広まる「たった一人のユーザーの判断の積み重ねが価値を生む」という新しいコミュニケーションのあり方を提言する。来るべき未来社会のスタンダードを示す必読書。


 


百年に一度の大洪水が起きる確率は?喫煙とがんの因果関係は?ピアソン、フィッシャーの二大巨頭を中心に華々しく繰り広げられる才人たちの知恵比べを、多くのエピソードとともに綴るおもしろ統計学史。


 


フェルマー予想が解決された現在、整数論での次の標的であるリーマン予想に対して取り組んできた数学者の紹介を中心に、素数を知る魅力、取り組みの変遷などを、多くのエピソードを織り込みながら、非数学的な観点をベースに著述した数学ドラマ。奇数章で数学の直感的な説明、偶数章でその歴史的及び人間的なバックグラウンドを解説しています。


 


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